写真撮影は、今も嫌いじゃありません。
むしろ、どちらかというと好きな部類です。
ニコンのカメラが好きで、昔は少しだけお金もかけました。
望遠レンズも買いました。
……正直に言うと、あまり使っていませんが。
買った瞬間は、
「これで世界が変わるかもしれない」
そんな気持ちが、確かにありました。
カメラにお金をかけるフェーズは、もう終わった
若い頃は、
「良い機材を使えば、写真も良くなる」
そんな幻想を、少しだけ信じていました。
でも今は、分かっています。
高いカメラを買っても、使いこなせないものは使いこなせない。
欲しい気持ちは、今でもあります。
でも、たぶん必要ない。
買ったあと、自分が持て余す未来が、わりと鮮明に想像できるからです。
それでも「CP+」には行く
毎年、パシフィコ横浜で開催される「CP+」。
今年も行く予定です。
もう入場券も予約しました。
キヤノン、ニコン、ソニー。
各社のブースを見るのは、やっぱり楽しい。
最新機種を眺めて、
「へえ、ここまで来たか」
と感心するだけで、十分満足です。
体験コーナーは、いつも行列なので並びません。
あれはもう、修行です。
その代わり、写真家のトークを聞きます。
現場の話、失敗談、機材選びの裏側。
ああいう話は、何度聞いても面白い。
写真も、株も、距離感が大事
写真撮影と株投資、意外と似ているところがあります。
やりすぎると疲れる。
期待しすぎると、だいたい裏切られる。
「もっと」「まだ足りない」と思い始めると、きりがない。
今の私は、
カメラは増やさない。
でも、興味は手放さない。
このくらいの距離感が、ちょうどいい。
光学メーカーの株価は、ちゃんと見る
一方で、
キヤノン、ニコン、ソニー。
光学メーカーの株価の動きは、しっかり気になります。
カメラ市場は厳しいと言われながらも、
医療、半導体、映像、センサー。
各社とも、ちゃんと「次の飯の種」を持っています。
CP+の会場で製品を見ると、
決算資料の数字が、少し立体的に見えてくる気がします。
これも、投資家としての楽しみ方のひとつですね。
趣味に全力を出さない、という選択
昔より、カメラに情熱を燃やしているわけではありません。
でも、嫌いになったわけでもない。
お金をかけない。
無理に上達しようとしない。
でも、イベントには行くし、話は聞く。
このくらいが、今の自分にはちょうどいい。
株も、趣味も、人生も。
楽しめる余白が残っている状態が、いちばん長続きする気がしています。




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