佐賀と言えば、佐賀北高校とか佐賀商業のイメージがあります。甲子園の季節ですからね。
それ以外の佐賀と言えば、呼子のイカとか唐津の焼き物とか、佐賀大学とか?まぁ、地味な県ですよねぇ、佐賀県って。
佐賀県鳥栖市にある九州国際重粒子線がん治療センターのことを「サガハイマット」と呼びます。
2018年7月21日に一般公開され、がんの重粒子線治療が行われ、がん患者の命を救う施設になるでしょう。
癌関連の施設と言えば、先進治療が行われている神奈川県がんセンターのトラブルを思い出さずにいられませんけど、このサガハイマットは大丈夫でしょうねぇ。

この佐賀のサガハイマットは、前立腺がんと頭頚部のがんなどに公的医療保険が適用されたことから、患者が急増しているそうです。
そして、治療実績もどんどん積み重ねていくことになるのでしょう。
一般公開された日、全国から300人の見学者が訪れたようです。


西日本新聞の記事によると、このようなことが書かれていました。
サガハイマットは九州初の重粒子線によるがん治療施設。2013年5月に開設し、これまで2700人を超す患者が治療を受けている。昨年は645人を治療し、全国14の粒子線治療施設で最多となった。前立腺のほか、肝臓や肺、膵臓(すいぞう)、咽頭や甲状腺などの頭頸部、骨や筋肉・脂肪などの骨軟部の腫瘍やがんの治療にあたっている。
ほほう、九州初の重粒子線のがん治療施設なんですね。九州大学とか熊本大学の先生もいるんですかね。2013年に開設して、こてまでに2700人以上の患者さんが治療を受けているって、大きな規模ですねぇ。
重粒子線治療と言うと、すぐに高額医療費を思い浮かべてしまいます。保険の特約にも書かれているんですが、実際に必要にならないとそんなことはすぐに忘れてしまいます。
前立腺がんとか肝臓がん、肺がんやすい臓がんにも治療実績が多そうですし、骨肉腫とか骨や筋肉のがんにも有効だとか。
そうなると、動かない部分には有効ってことですかね。ピンポイントで当てるんですよね、重粒子とやらを。
だから、胃がんにはあまり治療実績がないのかもしれません。
医者じゃないので、詳しいことは分かりません。


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