10月になったのでテレビも新番組が始まったり、卒業するアナウンサーがいたりしていますね。
プロ野球の世界も引退する人が出てきたりする秋です。
そんな中、掛川市内で江戸時代から営業してきたお寿司屋さんの「すし万」が、閉店していたそうです。9月30日で営業終了だったみたいです。

安政東海地震の1854年の翌年にオープンした寿司屋さん。当時は「OPEN」なんていう言葉は使わなかったでしょう。地震の被害があった掛川宿の城下町で創業以来、地元の人には人気のあったお店ですね。

初代店主が川崎万吉さんだから、すし万。

寿司屋さんの名前って、いいですよね。「すし万」って素敵じゃないですか。
かっぱ寿司とか、はま寿司とか、くら寿司よりも、良い名前です。あきんどスシローはともかくとして、美味しそうな屋号です。初代店主の名前から、代々受け継がれてきたすし万さんも、後継者がいなかったんですね。
戦争中は、洋食メニューも出すなどして、歴史を刻んできたすし万。ひょっとしたら「養殖」と「洋食」を掛けたサンドウィッチマンのネタだと思ってしまった人もいるでしょうけど、何言っているか分かりません。


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