印鑑を使う機会って、少なくなってきたような気がします。
まぁ、100円ショップの認印があれば、立派な印鑑を持っていなくてもそんなに苦しむこともありません。
印鑑登録さえしてあれば、100円ショップの印鑑であっても自動車は買えます。

さて、印章を機械で彫刻して大量生産して、ハンコ屋の店舗をFC化しているような印鑑業界。
印章関係のサービスを手掛ける旭フォトマイクロウエアが民事再生法の適用を東京地裁に申請して、倒産するようですね。日刊工業新聞が伝えています。
同社は、化学大手による紫外線を照射すると硬化する樹脂を用いた独自のスタンプシステムの東日本における代理店として、1982年に設立された。印章の彫刻を機械で行える自動彫刻機の開発・販売を手がけ、樹脂印では約25%の全国シェアを持ち、年商は約5億円あった。
象牙の印鑑は高価なイメージがありますが、樹脂を使って印鑑を簡単に作ることができる時代ですもんね。
独自のスタンプシステムの代理店にもなっていた旭フォトマイクロウエアはM&Aでいろいろな会社を吸収合併してきました。
全国シェアが25%もあって、年商5億円と言うことは、マーケットがそんなに大きくないけど、経営が苦しかったのでしょう。
旭フォトマイクロウェアではなく、「エ」が大きく、旭フォトマイクロウエアって言うのが正式な社名みたいです。
横浜支店は、横浜市旭区ではなく、横浜市瀬谷区の卸本町にありますよ。





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