国民年金を払っていた大学生時代。専業主夫の時は、年金の支払いは免除でしたけど、働いていた時は厚生年金ですね。
そんな年金がいつか戻ってくるのかわからないけど、戻ってこないつもりで生活しています。
誰かに寄付したか、騙されたか、なくしたものとして年金の支払いをしていますよ。

さて、年金機構っていう組織も、ぐちゃぐちゃで管理しきれていないんでしょうね。大事なお金なんですがね。
年金機構からの支払い状況を示すハガキが年に1回送られてきます。そのたびに、不安な気持ちになります。
一応、払いすぎた年金が戻ってきたりしたことはあります。しかし、そのデータ入力って中国企業の中国人がやっていたというと不安になります。
産経新聞には、こんな記事が出ていました。
日本年金機構から年金受給者のデータ入力業務を委託された情報処理会社が、中国の業者に契約に反し再委託をしていた問題で、機構が情報会社と契約を打ち切った後、別の中国系企業に同業務を委託していたことが5日、分かった。機構は「他に業者がなく、時間が限られていたため随意契約したが、情報管理は問題ない」と説明している。

 情報処理会社「SAY企画」(東京都豊島区)は昨年8月、機構から約500万人分のマイナンバーや配偶者の年間所得額などを含む個人情報のデータ入力業務を約1億8千万円で受託。予定していた人員を集めることができず、中国・大連の業者にデータの一部入力を再委託していたことが今年3月に発覚した。

 それ以前から再委託の契約違反を把握していた機構は、2月にSAY企画と契約を打ち切ったあと、外部委託先を探していたが、「確実に業務を遂行してもらうため」として、過去に同様の業務を実施した業者9社に打診。唯一、中国系企業が受け入れた。本来ならば競争入札を行うところだが、機構は「時間が限られている」と判断し、随意契約を結んだという。

ちょっと前に、中国企業にデータ入力作業を再委託していたなんていうニュースがありましたけど、その業務を別の中国企業であるSAY企画に再委託していたのですね。恐るべし年金機構さんですな。情報管理に問題ないって言っているけど、そんな問題じゃないでしょう。

このSAY企画は、そろそろ倒産しそうな気がします。細々と大連なり戸田市なりでデータ入力していたら倒産とか廃業することもなかったんでしょうけど、ちょっとニュースに出ると、そうはいかないでしょう。大連が悪いわけじゃないけど、1億8000万円もの金額で受託して、データ入力作業を戸田の作業場ではなく再委託先の大連でやっていて、何か大事な情報がチャイナにわたっている感じがしますね。


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天下り先なの?SAY企画って。社長以下、役員は中国人。

日本年金機構の天下り先なんですかね。天下りは仕方ないにしても、怪しい感じがプンプンです。
社長は切田精一さんということで、一部の事業は停止した後、残りの事業は継続しているということです。
東京商工リサーチが発表した内容によると、こんなことが書かれています。
参照元は、こちらです。
日本年金機構から委託された528万人分のデータ入力業務の一部を無断で外部に再委託していた(株)SAY企画(TSR企業コード:295785276、豊島区、切田精一社長)が、4月末から電話での連絡が取りにくい状態になっている。
 取引先の一部からは、4月末支払いが「5月1日午前までに振り込まれていない」との話も聞こえてくる。

 SAY企画の代表電話は、4月27日午後から繋がりにくい状態が続いている。27日15時過ぎにSAY企画本社を訪問すると、応対した女性は「電話を減らしているため繋がりにくいのだと思う。じきに繋がるはず」とコメントした。
 だが、5月1日午前11時、本社の代表番号に電話しても話し中で繋がらない状態だ。大宮事業所(埼玉県)の電話は、呼び出し音は鳴るものの応対はない。午前11時半に大宮事業所を訪問すると入口シャッターは閉まっており、中に人影は見当たらない。

 SAY企画の男性従業員は5月1日午前、TSRの取材に応じ、「一部の事業はやめたが、一部の事業は続けている」とコメントした。SAY企画の取引先は、「データ入力はやめたが、web関連の事業は通常通り続けていると聞いた」という。
 TSRのデータベースでは、SAY企画の切田精一社長はA社の取締役を兼務している。A社の企業情報はTSRのデータベースに詳細情報はなく、電話番号もNTTの番号案内(104)に登録されていない。A社の商業登記簿の事業目的は、「コンピュータによる情報処理事業」などが記載されているが、営業活動は判然としない面が多い。
電話も繋がらない状態なんですね。振込なんかされるわけがないんですね。倒産間近なんでしょうか。
例えば、ゴールデンウィークに工務店なんかに家を建ててもらっていたけど、その工務店が倒産して「オレの家が建たないぜー!」なんていう人もいたようですが、そんな状況に似ています。(違うか)

まぁ、まだ倒産なり廃業なり、民事再生法の適用とか、そんなニュースはないけど、時間の問題なのかな。事業者は豊島区だけでなく、埼玉県の大宮にもあるようです。ヤクルトスワローズの2軍が練習している戸田にも事業所があるようですね。ホームページ作成の事業は続けているといっても、SAY企画にホームページの運用を依頼しているような会社は、次回の更新で切り替える可能性も高そうです。
実体のないようなSAY企画、決してSAY YESとは言わないね。




余計なものなどないはずですが、再委託先の会社の中には日本人の年金に関する情報はたくさんあるはずです。この中国系企業の本社は東京都内だけでなく、中国の上海、海南島、成都などに拠点があり、日本と中国にデータ入力のための業務センターがあるようです。
何か、ここまでくると中国企業やSAY企画が悪いわけではなく、やはり年金機構が悪い気がします。誰もがそう思いますよね。

あきれ返っているね、みんな
せいせいせいせい せいせい西濃!って、西濃運輸です。
関係ないけど。
中国の業者の入力ミスよりも、年金機構が悪い。
中国企業も倒産するかな。

チャイナマネー。 言ってみただけです。

アホすぎるわ。

年金なんて、当てにしていないけどね。でも、イラっとするわな。

年金を求めるよりも、株で1億円とか2億円の資産を築こうぜ。





産経新聞の記事では、こんな感じの締めくくりになっています。もう、日本の年金問題もクソもあったもんじゃないですね。
機構の業務委託をめぐっては、委託先のずさんな処理が発覚したことをきっかけに、外部専門家による調査委員会が4月に発足。委託の適正な在り方を議論しており、6月上旬をめどに報告書をまとめる。