洗濯機は日立、ノートパソコンは東芝、テレビはソニー、冷蔵庫はシャープの専業主夫しばごです。
昔は東芝のPHSを使っていましたよ。HDDレコーダーも東芝製品を使っていますわ。

さて、東芝の原子力事業子会社のWH(ウエスチングハウス)ですが、どうなるかドキドキしていましたが、カナダ最大のオルタナティブ資産運用会社であるブルックフィールド・アセット・マネジメントのプライベートエクイティ部門が買収するようですね。
投資ファンドみたいなもんですよね。多分、経済の仕組みが分かっている人は違うって言うかもしれませんけど、だいたい似たようなもんだと思います。
不動産とかに出資しているグループなんですよね。ブルックフィールドって。
日本でいうと、Oakキャピタルみたいなもん?違うか。





いくらで買収したの?

ブルックフィールドアセットマネジメントが東芝のWHのアメリカでの事業と、破たんしていない欧州事業を合わせて、46億ドル(5200億円程度)で買収したようですね。
この買収額は、高いのか安いのか分からないけど、東芝つーかウェスチングハウスにとっては一番いい選択をしたのでしょうね。
入札でこの買収を勝ち取ったブルックフィールドは、破綻したアメリカでの事業の再編を計画していますけど、今後はアメリカの裁判所とか規制当局の承認が必要になるようです。

ブルームバーグは、以下のように伝えています。
ウェスチングハウスは昨年3月に破産法適用を申請して以降、新原子炉の建設事業から撤退し、廃炉作業などサービスに注力すると明らかにしていた。

ブルックフィールド・アセット・マネジメントのPE部門であるブルックフィールド・ビジネス・パートナーズによる提案には、年金や環境関連債務などの継承も含まれる。買収は2018年第3四半期(7-9月)に完了する見通し。

大発会で700円以上も急騰した日経平均株価の動きは心配になってしまいますけど、東芝の株も動くんでしょうかね。
もう東芝の株は買わないけど、こんな局面でも利益を上げる人は凄いですな。
人間が売買して儲けているのではなく、AIとかいう人工知能がヘッジファンドのお金を動かしている感じの動きにも見えたんですが、こうなると個人投資家がチマチマやっていても勝てない時代になるような気がしてなりません。

東芝の悲劇 [ 大鹿靖明 ]
東芝の悲劇 [ 大鹿靖明 ]




読売新聞は、このWHの買収でブルックフィールドのコメントを伝えていました。
ブルックフィールドは「WHは原発分野を主導してきた。私たちが米国をはじめ、世界で不可欠な施設の所有や運営で培ってきた専門性を生かしたい」との声明を発表した。
東芝の連結対象から外れているWHですけど、今後はどうなるんでしょうかね。
温かく見守りたいと思います。



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