両親ともにガンになって手術をしているので、がんには少し詳しくなった専業主夫しばごです。
父は腎臓がん、母は乳がんで、いずれも早期発見できました。
ガンは早期に発見すると手術や放射線治療や抗がん剤(化学療法)で治癒できますが、発見が遅れると死亡率が高くなります。
神様にお願いしても、なかなか治癒できないので、詐欺っぽい医師には気を付けましょうね。

さて、神奈川県立がんセンターっていう大きな病院が、うちの近くにありますけど、何やら騒々しいニュースがありました。
二俣川の免許センターにも近い、神奈川県立がんセンター。手術もたくさん行われている大病院です。
ここの放射線治療の医師が、4人も立て続けに退職してしまったようです。



退職の理由は、医局との絡みか?金か?パワハラか?

神奈川県立がんセンターは、日本国内でも有数の先端医療、重粒子線治療ができる施設が完成したことで話題になりました。2015年12月に重粒子線治療の施設ができ、コンクリートで囲まれた大きなアジトみたいなのがあります。
がん保険に加入しようとしたときに「重粒子線治療みたいな先進医療にも保険が適用される特約があります」なんていう言葉を聞いたことがある人も少なくないでしょう。
でも、この放射線治療をする専門医が退職してしまえば、この施設を使って治療をする医師がいなくなって、治療できなくなってしまいます。
県立のがんセンターだけに、黒岩県知事も心配でしょうけど、何よりも治療を待っている患者さんにとっては大変ですよね。
骨軟部腫瘍、前立腺がん、頭頸部非扁平 上皮がん、頭頸部粘膜悪性黒色腫(メラノーマ)、肝細胞がんなどにも有効な重粒子線治療ですが、普通の放射線治療では治らない患者さんも少なくないでしょう。
200万円以上の治療費がかかるみたいなのですが、この施設を作っておいて使われないとなると税金の無駄使い感も出てきます。
日本では5番目にできた施設で、重粒子線治療施設のメーカーは東芝ヘルスケアだそうです。むむ、東芝か?

ここまできた重粒子線がん治療 [ 辻井 博彦 ]
ここまできた重粒子線がん治療 [ 辻井 博彦 ]


神奈川のローカルTV局、TVKは次のように伝えています。
厚生労働省が先進医療に指定する重粒子線治療は、従来の放射線治療では治すことが難しいガンにも効果的で、治療期間が短く体を切らないため、体力が低下した高齢者への治療も可能にしています。県によりますと、先月以降、県立がんセンターの担当医師6人のうち4人が来月末までに相次いで退職する意向を示していることがわかりました。

医師が確保できない場合重粒子線治療が継続できなくなるとして、県は調査委員会を立ち上げ今後の対応について話し合っていくということです。
医師が退職したら、その代わりの医師を連れてこればいいと思うかもしれないけど、それも簡単なことじゃないと思うんですよね。
それに、退職する医師だって、理由があるのでしょう。
それが、金なのか、パワハラなのか、医局との絡みなのか、分かりませんがお金の問題かなぁ。医療事故とかが起きなければいいんですが・・・。
何か、白い巨塔のような医療事故が出てきて、訴訟になったりしたら、それはそれでヤバイですよね。
医師は、リスクを避けるようにしていると思いますが、裁判になると医師が負ける場合が多いですからね。

なお、こちらによると、2015年12月に重粒子線治療施設i-ROCKが完成してから、2017年11月までに320人の患者さんが重粒子線治療を開始しているようです。

がん重粒子線治療のナゾ 身近になる新標準治療 [ 川口恭 ]
がん重粒子線治療のナゾ 身近になる新標準治療 [ 川口恭 ]


やはり、退職理由が気になる。照射するスケジュールが変更になるとどうなるの?
調査委員会のメンバーは誰か?
まさか、院長は入らないよね?関係者だけかな?

県知事も、大したことないよなぁ。黒岩さん。
県知事は変わった方が良いと思うな。

治療ができなくなるって、あらかじめ言っておけば許される問題じゃないね。

一番苦しむのは、患者さんだよな。

早く求人をしなきゃいけないね。
医師専用のエージェントも忙しくなるかな。条件面が気になる。

給料が高騰したりして・・・。

真相究明してください。
医療事故が発覚するなんてことは止めてほしいけど。




白い巨塔 DVD-BOX 第一部 [ 唐沢寿明 ]
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