我が家は、父も母も健康診断でPET検査をして癌を発見しました。
幸い、二人とも早期のガン(父・腎臓がん、母・乳がん)だったので、手術でがんを除去しました。母は、抗がん剤治療の必要はなく、これから放射線治療とホルモン剤の治療です。
しばごも、PET検査をリゾートトラストがやっているグランドハイメディックのハイメディック山中湖でしてきましたけど、がんは発見されませんでした。料金はそこそこに高いけど、がん保険でかけ捨てるよりは有効なお金の使い方だと思っております。

5月の記事は、こちら。
 ↓
エクシブ山中湖でグランドハイメディック倶楽部の検診を受けてきた。

この時に母の乳がんが発見されたわけですけど、ステージ1のがんは治る時代なのですね。治療費もそんなに高くないし。
がんが進行してしまうと、それなりに費用も掛かるのではないかと思われます。

そんなPET検診ですけど、今や、動物の犬や猫にもPET検診をやる時代なのですね。人間のPET検査はそこそこに高いけど、もちろん保険はきかないです。動物のPETも保険がきかないけど、どれだけの費用がかかるのか?と、すぐに料金のことが気になってしまいました。


毎日新聞さんの記事を引用すると・・・
放射性物質を含む薬剤を投与して早期がんなどを見つける「PET(陽電子放射断層撮影)検査」について、農林水産省は犬や猫のペットを対象に、使用する放射性物質を1種類から4種類に増やすことを決めた。検査時間の大幅短縮や、検査項目の多様化が可能になる。
もともとペット用のPET検査はあることはあったんですね。そのときに使用する放射性物質を増やして検査時間が短縮され、検査項目の多様化もできるんだそうです。いろいろな部位のがんが発見されたら、柴犬さんもトイプードルさんも秋田犬さんもうれしいですね。



ペットビジネスってすごいわ。獣医って儲かるのかな。

ペットと言えば、加計学園問題が最近のトピックスですね。獣医さんが不足しているのでしょうか。獣医を頂点にしたペットビジネスが盛んではあります。健康保険の適用ができない犬や猫のペットは、ペットが病気になればなるほど儲かる仕組みです。
以前、ラジオの投稿でこんなのがありました。
要約すると、「900円でペット屋さんで買ってきたハムスターがちょっと体調が悪くなってきたみたいで、迷った挙句、動物病院に連れてこうとしたお姉さん。母親に相談したら、心配で心配で『すぐに動物病院に連れて行きなさい』となり、動物病院では涙ながらに『先生、なんとかハムスターの何とかちゃんを助けてください』と言って治療をお願いするも、病には勝てずに死亡してしまったようです。でも、動物病院からの治療費の請求書は8000円くらいかかっていたようです。そうしたら、あれだけ涙ながらに先生にお願いしていた母が、『新しいのを買った方が安いじゃない!』と激怒したんだとか」っていうものでした。

柴犬のペットショップやブリーダーでの販売価格は10万円か20万円かしたとしても、PET検査の料金が20万とか30万円になったら、なかなか高いですよね。
でも、命の値段はプライスですから、大事なペットにお金をかけてしまうというのが、ペットビジネスの基本ですよね。
やはり、獣医さんは儲かるわ、きっと。


人間並みの長寿ペット。人間と変わらないな・・・

PET検査というのは、がんの細胞にブドウ糖が近づくという性質を利用して、体内にブドウ糖を投与して、その後にCTやMRIのみたいな大きな機械で見るような感じの検査です。
現在は、がんの発見に大きな効果があるとされています。放射線を浴びるけど、人体には影響がないレベルです。
今回のニュースでは、動物にも人間で使っている放射性物質を4種類(フッ素18、炭素11、窒素13、酸素15)を用いることによって、病気が見つかりやすくなるらしいんです。
ペットも長寿社会に突入して、老犬がいっぱいなんでしょうね。しばごは、昔、ハムスターや柴犬を飼っていたことがあります。
死ぬときはつらくて、今は飼っていないけど、飼いだすと情が移るのは当然のことです。ペットビジネスってそこをうまくついているなぁって感じますわ。

毎日新聞の記事には、こんなことも書かれていました。
改革の背景には、ペットの治療や予防医学が向上して長寿化し、人のようにがんや心臓病が死因の上位を占めるようになったことがある。東京農工大などの調査では、日本での平均寿命(2014年)は犬が13.2歳、猫が11.9歳だ。


今後は、ペット用のPET検査を普及させる施設を作る必要もあるけど、農林水産省の方では具体的な方法が考えられていないとのことです。
わんちゃんもにゃんこも、病気にならないのが一番とはいえ、いろいろなことを考えさせられるニュースでした。

がんのPET検査がわかる本 早期発見・早期治療にかかせない [ 安田聖栄 ]
がんのPET検査がわかる本 早期発見・早期治療にかかせない [ 安田聖栄 ]


ペット愛好家はちょっと反応しちゃいますよね。

がんは早期発見が大事。犬も猫も人間も。

ペットのPET・・・。

人間と同じようなPET検査ができる時代なんですな。

こちらは、人間のPET検査をする方のようです。
いいお金の使い方だと思います。

検査も万能ではないですよ。ただ、がんが発見できた人も近くに2人います。

ペットにかかる動物病院のお金もバカになりませんね。
健康な犬や猫ならいいけど、病気になりやすいペットもいますしね。
獣医は儲かるわ、多分。

末期がんだったら、犬や猫の場合は安楽死なんていう手法もあるんでしたっけ?
人間もそんなことを考えなければいけない時期だと思います。

カバのかばん、カンガルーが考える、バクのバッグ、キリンのキリ、パンダのパンだ、猫が寝込んだ、馬が旨い・・・

誤診もあると思います。完璧と言うのはないですからね。

ペット [ ルイス・C.K. ]
ペット [ ルイス・C.K. ]