全日空か日本航空の世界一周航空券を買って、どこかに行きたいと思っている専業主夫しばごです。
ワンワールドでもスカイチームでもどちらでもいいけど、何か国か巡っても航空券だけだと30万円台からあるチケットなので、そんなに難しくないことだと思っています。
それでも、まだ躊躇しています。
35万円の航空券と1泊1万円×20日と諸経費で100万円使うのと、20万円のツアーを5回行くのと、どっちがいいかと考えると、比較の仕方が妥当かは別にしてもどうも後者の方がいいような気もして・・・。
世界一周旅行経験者のホームページとかを見ながら妄想しています。

そんな中、飛行機ではなくヨットで世界一周した立尾征男(たておいくお)さんが帰国したとのニュースがありました。

立尾征男さんは、静岡の人なんですね。お名前が芸人コンビだと思った私は、今いくよくるよさんの影響を少なからず受けていると思われます。
単独無寄港でヨットによる世界一周を果たした立尾征男(たておいくお)さん(76)=静岡市駿河区=が26日、長年、母港にしてきた堺市の堺出島漁港に戻って来た。約5万5千キロ、394日間に及ぶ航海は波乱の連続で、南インド洋で食料が尽きかけ「コンビニでパンを買う夢ばかり見た」と話した。

年齢は76歳、危険じゃなかったのかなぁ。どれくらいの費用がいるんだろうか?

立尾征男さんは、今回で2001年に続いて2回目の世界一周だったみたいです。
76歳でよくそんな危険なことをするもんだと思ってしまいました。1年以上も孤独と戦い、天気とも戦い、海賊とは戦わなかったかもしれないけど、過酷だよなあ。猿岩石も大変だと思うけど、海の上っていうのも想像すると誰とも会話をしないので、精神的にも参ってしまいそうです。

全長9メートルのEOLIA号と言うヨットで、入港したという立尾征男さんは、2016年7月5日に小笠原諸島の父島から出発したみたいです。父島に行く前にもどこかの港から出発したと思うのですが、そこからではないのですね。
父島から1人になったって考えればいいのかな?どんな定義でヨットの世界一周をしたと考えるのが正しいのでしょうか。小笠原諸島に行くのもかなり大変なはずなんですけどね。
そんなことはさておき、コースは小笠原諸島から西回りで世界一周を考えるも、ソロモン諸島でサメがヨットにぶつかって部品が海の中に沈んでしまったと朝日新聞のニュースに書いてありました。修理して東回りのルートに変更したとのことですが、そんなに簡単にできるもんなんですかね。こちらのブログを見ると、父島に帰ってきてゴールを迎えたみたいな感じでしたけど、父島からチリの南端の方(ホーン岬?)の近くを通って、南アフリカのケープタウン沖を通って、オーストラリア大陸の南側を通過して、パプアニューギニアの近くを通って父島に北上するルートだったようです。
あ、これで世界一周となるのですね。
ヨーロッパとかアメリカには行かないルートだったみたいです。

途中で嵐が来たり、食料も無くなって、大変な大航海だったみたいですけど、本当にすごいですね。日テレの24時間テレビに出演しているアイドルグループの嵐が来たらうれしいですけど、海の中での嵐をヨットで受けるなんて下手したら死亡してしまいますわ。
そして単独での旅だったら、誰も助けてくれないでしょうし。やはり危険と背中合わせですよね。
飛行機での世界一周でさえも躊躇してしまうしばごなのに、その勇気も素晴らしいと思います。

マグロを釣って食べたとも書かれていました。それは、本当に美味しそうですが醤油は1年分あったのかなぁ。海の味のマグロだったのかな?なんてことを考えてしまいました。
まぁ、それにしても凄い日本人がいるもんですわ。ヨットレースとか競技としてのヨットもすごいけど、こんなことに挑戦するのもすごい。

費用は総額でどれくらい用意したらいいのか?とか、各国の領海に入るためにはビザとかってどうなっているんでしょうかね。入国審査とか、何もないのかな?
公海っていうところを通るにしても、流されてどこかの国の海上保安庁的な組織に捕まったり軍に捕まったりしたら大変だったと思います。
だって、韓国とか中国の船が勝手に日本の海を航行していたら、怒りますよね。そんなことはないのかなぁ。
南アフリカとかオーストラリア、チリとかパプアニューギニアの人は、「変な日本人がヨットで来たけどあれは何だ?」みたいなことにはならないのか、凄く疑問に思いました。事前に手続きしても、いつここを通るかなんて、出発時点では不明確だし、今回は航路も途中で変更しているみたいだし、途中で死亡してしまう可能性もあるしねぇ。


何はともあれ、単独での世界一周、おめでとうございます!
今後は、他の日本人をサポートしたり講演活動とかするのかな?

希望号の大冒険 小さな自作ヨットによる世界一周9万キロの航海 [ 藤村正人 ]
希望号の大冒険 小さな自作ヨットによる世界一周9万キロの航海 [ 藤村正人 ]


新聞各社はこのヨットでの世界一周成功を伝えています。
そりゃ、コンビニもない生活になりますよ。

静岡市内の金属加工業を営んでいる方なのですね。
だから、修理もできてしまうのですね。
堺がスタート&ゴール地点でもいいような気がしますけどねぇ。そうすれば、記録としては距離が延びると思うけど、そんなことはどうでもいいのかな。

風のエオリアって感じでいい名前ですね。おめでとうございます。

365日世界一周絶景の旅 [ TABIPPO ]
365日世界一周絶景の旅 [ TABIPPO ]