毎週金曜日はNHKのドキュメント72時間の放送があります。この番組やドクターGは大好きなので、NHKの受信料を仕方なく払っております。
今週の放送の舞台は愛媛県松山市のいよてつ高島屋というデパートの屋上にある大きな観覧車です。
全国各地にある大きな観覧車ですけど、このデパートにある観覧車で取材するとは、さすがNHKドキュメント72時間のスタッフであります。

住みやすい街としても知られる松山市は、四国でも一番大きい都市です。多分、高松市よりも大きいですよね。大企業の本社もありますし、有名人も数多く輩出している町です。何度か遊びに行ったこともありますけど、路面電車と道後温泉の印象が強いです。松山城は見た記憶が残っていないわ。

いよてつ高島屋の観覧車は9階にあって、「くるりん」という名前が付いています。
料金は、700円と強気の価格設定。その中でもシースルーゴンドラという高級なやつは900円と言うお値段です。いよてつ高島屋のホームページでは、地上から最高点までの高さが85メートルとの記載もあります。
ゴンドラ数は32台で、いずれも4人乗り。横浜のみなとみらいにあるコスモクロックという大きな観覧車の規模とはまた違った感じです。
それにしても、私は高いところが嫌いで高所恐怖症なので、なんでこの観覧車に700円も出して乗るんだろう?という疑問が沸いてきます。


NHKのドキュメント72時間なので・・・

悲しい雰囲気の中、この「くるりん」に乗る切ないカップルとか家族とかが出るんだろうな。。。
松山市内を一望できる観覧車の中から、何を思うのでしょうかね。
おそらく、このくるりんを選んだ理由があって、過去は華やかな場所だったんですよね、いよてつ高島屋の屋上って言うのは。
高知県の高知市にあるとでん西武とか、浜松市にあった松菱の屋上とか、高度成長期っていうか私たちが子供の頃は、活気に満ちていたんですよね。
アイスクリームを買って、お子様ランチを食べるようなこともしていました。当時は、リア充何て言う言葉も、インターネットもない時代ですけど、活気があったはず。
そして今、昭和の香りを残す屋上の観覧車。くるりんっていうネーミングも空虚感を感じさせます。だからこそ、ここが撮影の舞台になるのです。


ドキュメント72時間のページより引用しますね。タイトルは「空の密室 屋上観覧車」です。
愛媛・松山にあるデパートの屋上。ここに、市民なら誰もが知っている観覧車がある。1周15分、ゆっくり時間をかけて頂上までたどり着くと、町全体を見渡すことができる。訪れるのは、テスト期間中だという高校生。県外で就職することが決まった若者。買い物ついでに必ず寄るという、一人暮らしのおばあさん。のぼっては降りるだけの不思議な密室に、なぜ人々は引き寄せられるのか。思い思いに過ごす15分間のドラマ。
15分間で一体何を思うのでしょうかね。高校生が700円も使って観覧車に乗るって、かなりの金持ちか?って思ってしまいました。一人暮らしのおばあさん、この人も精神的に変な人なのかなぁ。
なーんて、偏った見方をしちゃうんですけど、人それぞれの観覧車、いいじゃないですか。
ナレーションは吹石徳一さんの娘さんの吹石一恵さんが担当です。できれば、松山市が生んだ世界に誇る女子アナ、本田朋子ちゃん(元フジテレビ)を起用してもらいたかったけど、それは無理な話ですね。
せめて、元NHK松山の結野アナを起用するとかして欲しかったな。


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さぁ、ハンカチを用意して、テレビの前にスタンバイだ。
いよてつ高島屋とか、くるりんとか、そんな固有名詞はNHKでは出ないのかな。
松山の屋上観覧車ってことで、いいじゃないでしょうか。
四国がロケ地の回は視聴率が高いと思います。

くるりんを知っている人も喜んでいますね。
知らない人も、楽しみましょう。大阪とか札幌の街中のドンキホーテの観覧車とは違う雰囲気があるんです。

ドキュメント72時間は泣けますよね。
主題歌が泣けるんですよね。

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