専業主夫しばごは、総合診療医ドクターGっていうNHKの番組が好きです。NHKのドキュメント72時間、新婚さんいらっしゃい、そして、「あなたのことはそれほど」が好きです。
野際陽子と佐野史郎の「ずっとあなたが好きでした」は好きではなかったですけどね。

そのドクターGっていうのは、医師の先生と研修医3名がスタジオに登場して、お題となる患者さんの病名を推理する番組です。
あの番組を見ると、絶対に研修医みたいな若い先生ではなく、大御所の先生に診察をしてもらいたくなります。でも、大きな大学病院などの偉い先生なので、紹介状を持って予約しないと診察してもらえないんでしょうね。
仮に、近所のクリニックや診療所に行って紹介状を書いてもらっても、その先生にたどり着けるかはわかりませんね。

ドクターGに大阪医大の総合診療科の医師、鈴木富雄(すずきとみお)先生が出演するようです。大阪大学の医学部ではなく、大阪医科大学の総合診療医として、ご活躍されている先生です。番組のホームページを見ると、「ゲッツ!」のダンディ坂野に似ているというか、そっくりです。


ドクタージェネラル!研修医との真剣勝負!

鈴木富雄先生が出演する回の患者さんは、高級靴店で働く34歳の女性です。このクライアントさん役の女優は壇蜜ですか?
NHKの番組なので、リーガルとかフェラガモとか、固有名詞は出せませんけど一応、ロケ場所は高級な靴屋さんですね。患者さんは夕方にお腹が痛くなるそうです。
正解は、盲腸です。。。ってなったら、番組が成立しません。

はじめに、バイタルデータの脈拍数とかSPO2(血中酸素濃度)とか、血圧とかが出るんですけど、この患者さんの場合は、そこはそんなに重要じゃないかもしれません。夕方になるととても痛くなるって言っているところが、重要ですね。
もし、盲腸だったら、一時的に猛烈な痛みがあって、手術すれば治りますからね。そこで、総合診療医の鈴木富雄先生は、触診ですよね。
これまでにも、たけしの「みんなの家庭の医学」などの番組で出演歴がある先生だそうですけど、ゴッドハンドを持っている総合診療医のようですからね。指で押したりして、病名を探っていくらしいです。
最近のやぶ医者は、患者さんに触れないとか、目を見て話さないとか、そんな医者もいっぱいいます。電子カルテの導入の影響もありますけど、パソコンを見ていて患者を見ない先生はどうかと思います。

鈴木富雄先生は、しっかりと触診する先生です。
指から伝わる感触とか温度とか、柔らかさとか痛みの程度とか、それをしっかりと感じて診断するという鈴木富雄先生。
ドクターGの題材で、よくあるのが、いくつかの診療科目で診察を受けてもわからないというケースです。そうなってくると、総合診療科の医師の出番となるわけです。病気の原因は、いろいろなところに隠れていることが多いのです。
例えば、足とか膝が痛かったら、整形外科で診察を受けるのですか、異常なしと言われてしまう事があります。その原因がどんなところにあるかわからないから「様子を見ましょう」なんて言われてしまって、知らないうちに悪化していることもあります。
先日のドクターGでも、遺伝性の肝炎の患者さんが出ていましたが、なかなか推理できなかったです。がんの人も、がんを扱う腫瘍内科の日本医大の先生も、他の医師のセカンドオピニオンという形での診断をしていました。
時々、詐病かな?なんていう話も出ますけど、だいたい何らかの病気です。いろいろと研修医のカンファレンスが続いて、結果がうつ病だった時には、「うーん・・・。」ってなっちゃったんですけどね。
今回も心筋梗塞とかアミロイドーシスとか絞扼性神経症とか関節リウマチ何て言う病名がでてくるのか?
なお、前回の子供の患者さんも絞扼性イレウスじゃなさそうだなーって思ったら、案の定違いました。

今回の靴屋さんの店員さんの腹痛は、想像もできないところに原因があるかもしれません。
ただ、鈴木先生で腹痛というと、「みんなの家庭の医学」からの流れ的に言えば、前皮神経絞扼性症候群アクネス(ACNES)の可能性は高いと思われます。神経絞扼性障害と言うのかな。
研修医が早々に神経絞扼性症候群ACNECなんていうことはないと思いますけど、靴屋の店員という設定で、立ったり座ったりする仕事で腹部に圧力がかかっているところに注目すると推理しやすいでしょう。
立ち仕事をしているとか、いつも運転をしているとか、そんな生活場面が出てきたときのドクターGは、推測しやすい場合があります。
番組内の真剣勝負、カンファレンスの経過を楽しみに番組を見ていきたいと思います。
もし、当たっていたら、心の中でほめてくださいね。ドクタージェネラル!


大阪医大付属病院のホームページには・・・
この鈴木富雄先生の診察を受けるには、鈴木富雄医師をご指名した紹介状が必要になるようです。普通の紹介状では予約できないようです。
テレビに出ると、一気に患者も増えてしまいそうですけど、いつも番組の最後には「この先生の診察を受けるためには、紹介状が必要です」とか「一般外来で診察していません」などの注意書きが表示されます。
ドクタージェネラルに出演っていうのは、一種の称号みたいなものなんでしょうか。
医師の表彰っていろいろなところでやっていますけど、実際にはNHKの力は絶大です。

大阪医大のホームページに鈴木富雄先生のご挨拶が書かれていましたので、一部引用させていただきます。
大阪医科大学附属病院総合診療科科長で本プログラム責任者の鈴木富雄です。

私は2014年9月にそれまで勤務した名古屋大学医学部附属病院を退職し、大阪医科大学附属病院に赴任いたしました。

その時点で既に存在していた大阪医科大学総合内科における後期研修プログラムを、さらに進化させ新たに拡大させたものが、本プログラム「大阪医科大学附属病院総合診療専門医育成プログラム」です。  

新しいフレッシュなプログラムにも関わらず、大変喜ばしいことに研修を希望される方が多く、現在卒後5年目のレジデントが2人、卒後4年目のレジデントが5人、卒後3年目のレジデントが3人計10人が本プログラムに在籍しています。
医者の世界は、よくわからないけど、いい医師を育てていかないと将来に希望がもてません。研修プログラムで医師を育成することにも熱心なのですね。
ドクターGにはぴったりの先生ですね。
時々、「この先生、大丈夫か?」みたいなコミュニティ障害みたいな先生が出た時もありますけど、人柄のいい先生であることも大事ですよね。

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ドクターGファンは、早く家に帰ってテレビを見ましょうね。
場合によっては、ネットで病名が出てしまいますからね。

やはり、生放送ではないけど、リアルタイムで見たいドクターG。
録画とか再放送だと、気合いが入りません。

今日のドクターGを見て、健康に感謝しましょうね。

最初の問診は、病名推理の大きなヒントが隠されています。
以前の放送では、待合室から診察室に呼ばれたときに、1秒程度、手の指が震えていたという素晴らしい演技がありました。
そんなところに気が付くかよ!って思っても、ドクターGはちゃんと見てるんです。
やらせでしょうか。多分、本当の話だと信じたい。


大阪医大の医師がテレビに出るので、大学発の創薬ベンチャー株の値動きなんかもあるんですかね?
最近のバイオベンチャーの値動きが激しすぎて、ついていけない感じがします。
大学の創薬ベンチャーって言うと、大阪大医学部の森下先生のアンジェスMGですよね。話題のアンジェスMGで儲けている人、おめでとうございます。

東大のオンコセラピー・サイエンスは、すでに売っていますけど、この会社も激しく乱高下する時がありました。
似たような名前のオンコリスバイオファーマは、まだ少し保有しております。
そーせいグループは、もはやしばごは語りませんわ。
カイオムバイオサイエンスは、今日、買い注文を出しましたが、買えませんでした。指値を安く出し過ぎてしまいました。
あとは、北海道大学のジーンテクノサイエンス。これ、よくわかりません。マザーズですよ。

リボミックも東大発の創薬ベンチャーです。
グリーンペプタイドとかサンバイオも、しばごにはよくわかりません。いつか、勝負してみたいと思っているんですが。
では、ドクターGをお楽しみに。

【追記】
この放送の回答は「遊走腎」でした。
患者さんからの鍵(キー)を引き出して、翻訳することの重要さを鈴木先生は力説していました。
寝ている状態で診察しても、街のクリニックの医師は病気を発見できなかったのですね。
「鈴木医師の診察は予約制です。予約して病院にお問い合わせ下さい」のテロップが放送時に流れました。

ドクタージェネラル!



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