専業主夫のひとり旅、北海道旅行から帰ってきました。
ひとりなので、あまり人と話をしなかったけど、楽しかったですよ。
札幌のサウナに居た時間が長かったですわ。

最終日は、北のウォール街と呼ばれる小樽に行ってきました。
以前にも小樽運河を見たことがありますので、今回が2回目です。前回は、雨の夕方で寒い時期で苦しんだのですけど、また、今回も春なのに寒い日に行ってしまいました。

札幌から小樽まで、JR北海道さんの電車で行って、そこから小樽運河を散策しました。
観光案内所で小樽ビールのピルスナーも買いました。
そして、食べログで見つけたポセイ丼さんで、づけ丼(500円)を食べて、日本銀行旧小樽支店に行ってきました。

小樽市指定文化財だそうです。
今は、無料で見ることができる金融資料館というのになっています。
無料、最高ですな。どことなく、日本橋にある東京証券取引所の雰囲気もありますけど、金融に関する資料があります。

名物は1億円の札束を持ち上げることができることだそうです。
一応、持ってみましたよ。
市ヶ谷にある造幣局でも1億円の札束を持ちましたけど、同じような感じでした。時代が変わっても、紙は紙ですな。

そして、1億円の束の横には、1000億円の札束が置かれていました。

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これで、1000億円みたいです。
日銀の中の金庫は厳重に管理されているようです。
一枚くらい持っていってもばれないのかなぁ。。。って思う人もいるんでしょうが、これはもちろん本物のお金ではないですよ。

1000億円って言われても、ピンときませんね。
1兆円は、この10倍ですか。意外と少ないですね。


 
金融資料館は、15分程度でプラプラ見ました。
ちゃんと説明を読めば30分ぐらいかかるかな。無料のツアーもあるみたいですけど、気合を入れずにふらっと見ました。

資料もしっかりとあって、パンフレットを貰ってきましたよ。
日本銀行券の発行に関すること、全国の人に円滑にお札を行きわたるために努力しているんですね。物価の安定とか金融システムの安定とか、いろいろなことが分かりやすく説明されていました。
日本銀行は、日本で唯一の発券銀行だなんて、学校で習いましたが、久しぶりにそんなことを思い出しました。

古い紙幣をシュレッダーしたものなんかも置かれていて、なかなかかわいい像が作られていました。また、大震災が起きたときの対策などの説明もありました。
阪神大震災とか東日本大震災の時、銀行も大変だったと思いますけど、通帳やカードが無くてもお金を降ろしたりできていたんでしょうからね。


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ノスタルジックな歴史的建造物がいっぱいの小樽。
小樽支店の建築物を作ったのは、東京駅と同じ設計者で辰野金吾っていう人のようです。
外装が石造り風でおしゃれな建物でした。ロマンチックな感じですね。
夕暮れに行くと、ライトアップされていてかっこよい写真が撮れると思いますけど、飛行機の時間もあるので、夕暮れ前に小樽駅を出発しました。

たまには、一人旅もいいですね。
わくわくバニラ1980円(片道)の旅行のこと、後でもうちょっと書こうと思います。



 

金融資料館へのアクセス
住所 〒047-0031 北海道小樽市色内1-11-16
電話番号 0134-21-1111
JR小樽駅から徒歩10分程度
入場無料(入場時に名前を記入)
開館時間 4-11月 9時30分~17時(入場は16時30分まで)
     12-3月 10時~17時(入場は16時30分まで)
休館日 水曜日(休日の場合は開館) 年末年始
ホームページ https://www3.boj.or.jp/otaru-m/