神奈川県内にはいくつかの献血ルームがあります。
その中で、Leaf献血ルームっていのが、横浜駅の近くにあるんですよね。
西口・東口、そして、この横浜Leaf献血ルームであります。
ここは、おしゃれなカフェみたいな雰囲気で、しっかりとしたコーヒーマシーンがあります。処遇品(献血後の景品)は、たいしてもらえないのですが、充実した本があります。

その中で「ノマドワーカーという生き方」というのが、がっつりと平置き(正面に堂々と立ててあった)してあったので、読んでみました。
 立花岳志さんというプロのブロガーがどうやって生活しているんだろ?とか思いながらパラパラみて、面白そうだったので、献血しながら読みました。
結論から先に言うと、そんなに面白くなかった。って感じです。

Amazonのレビューを見たら、評価が低かったですねぇ。この類の本にしては、古いことも影響しているかもしれませんけど、共感が得られていないコメントがたくさんでした。
私も、同じことを思いました。

この立花さんというプロのブロガーは、翻訳の会社に勤めていたんですね。それを退職してブログで生きていくことにしたようです。
ジョギングとかIT(MAC)関連のブログを書きつつ、自己プロデュースをしていくような感じだったみたいです。
家族も協力的だったようですけど、読み進めていくうちに、何か時代がずれているというか、自慢が多いような気になって、ページを飛ばしたくなるような内容でしたね。
朝の頭がさえているうちにブログを書いて、喫茶店で打ち合わせをして、そして、夕方にジョギングをする、っていうあたりまでは「ふーん」って思ってたんですけど、内容が薄いんだわ。

2012年の本だから、仕方ないのかなぁ。
あまり収入を得られていないような感じだったので、苦しんでいる感じをもっと出せばいいのに、何かもったいなかったなぁ。
ブログのPVは160万とか書いてありましたけど、ノウハウ的なものは書かれていないように思いました。
こんな人もいるんだなぁ。。。。っていう程度の本でした。
だから、Amazonの中古では1円なんですね。

ノマドワーカーっていう言葉が新しい時に、この本を出した立花氏の着想は良かったと思います。
ジョギングの記録を毎日UPしているとか、それをSNSに書くとか、今ではタブーとされる自慢系のブログ、恐ろしくて見ることなどできませんわ。

こんなノマドワーカーにはなりたくないと、誓ってしまいました。
だから、成分献血が終了する前には、ベストカー(自動車雑誌)を読んでいました。
ベストカーの方がとても楽しく読めました。日産シルビアの後継車、出るのかなぁ・・・なんてね。


 
ノマドワーカーという生き方
立花 岳志
東洋経済新報社
2012-06-01



しばごの評価
★★

アマゾンで1円で買っても、送料が257円かかるんでしたっけ?
横浜のLeaf献血ルームならただで読めます。