喫茶店でゴロゴロするのって、結構好きです。
最近では、スターバックスとかヴェローチェとかドトールとか、そんなチェーン店がいっぱいで、昔ながらの喫茶店は貴重なんですけどね。
ただ、家で飲むコーヒーも好きです。

さて、東京都杉並区の阿佐ヶ谷にある喫茶店「カフェポトロ」が閉店したようです。カフェポトロって、地元の人には人気のカフェだったんですよね。
はい、老夫婦が経営している喫茶店です。


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喫茶店の跡地には何ができるのかな?ちょっと気になる。




カフェポトロ、今野忠良さん、今野恭子さん、お疲れ様。

このポトロさんの経営者オーナーは今野忠良さん。80歳になって営業が終了だそうです。
今後は、「美しい日本を見て回りたいと思います」だそうです。

大人アンサーさんの記事を引用させて位だ抱きますね。

杉並区役所近くのビルの1階にあった店の名は「カフェポトロ」。経営者は今野忠良さん(80)、恭子(きょうこ)さん(77)夫妻です。30席ほどの店内の壁には女優オードリー・ヘプバーンのポスター、BGMは1950~60年代の洋楽、人気メニューはコーヒーやハムトースト、フルーツサンドという「古き良き喫茶店」でした。

 JR阿佐ケ谷駅(当時は国鉄)近くに最初の店を開いたのは1967年。前回の東京五輪から3年後でした。忠良さんは、古里の宮城県から集団就職で上京し、銀行などの社員食堂の現場責任者として働いた後、独立を決意。「修学旅行中に知り合った」という京都府出身の恭子さんとともに、喫茶店を始めました。

「まだビルがほとんどなくて、店の前から富士山が見えていました。コーヒー1杯が120円くらいでしたね」(忠良さん)

 喫茶店として始めたものの、次第にお酒目当ての客が増え、夜の営業が中心のスナック的な店に。カートリッジタイプのカラオケで歌う客や、ジュークボックスで音楽を楽しむ客でにぎわいました。店主夫妻が30歳前後と若かったこともあり、客は若いサラリーマンや大学生が中心。日大相撲部にいた輪島大士さん(後の横綱)が訪れたこともあったそうです。

 経営は順調でしたが、子どもが大きくなってきたことと、「お客さんに付き合ってお酒を飲むのをいつまでも続けられない」と思い始めたことから、店の移転を考えました。
喫茶店のフルーツサンド、美味しいんですよね。高いけど。昔は、コーヒー120円でも、高かったんだろうな・・・。
そんなことを思ってしまいました。
日大相撲部の輪島大士さんが横綱になる前って、かなり昔だよなあ・・・・なんてことも思ってしまいました。

1979年に現在の杉並区役所の近くのビルに移転したそうです。
だから、1976年生まれの私の3年年下ですわ。自分の年齢とか、自分が大学を卒業した(入学した)年などを基準に考えることが多いですが、このカフェポトロさんはそんな時代を歩んできたのですね。


BRUTUS特別編集 喫茶店好き。 [ マガジンハウス ]
BRUTUS特別編集 喫茶店好き。 [ マガジンハウス ]

前述の記事をもう少し引用させていただくと、こんな温かい言葉もありました。
2人が店を開いてから51年。阿佐ヶ谷にもビルが建ち並び、ポトロのコーヒーは1杯420円になっていました。 「今まで旅行もできなかったんで、2人で日本を歩こうと思っています。お寺や神社、お城。日本に生まれてよかったと思えるように。最初は女房の古里の京都かな」(忠良さん)

「私も高校を卒業してすぐ上京したんで、あまり京都の名所って見てないんですよね」(恭子さん)

 取材の最後、「阿佐ケ谷から引っ越したかつてのお客さんなど、直接あいさつできなかった人たちに伝えたいことはありますか」と尋ねると、忠良さんは少し考えた後、「閉店のお知らせ」の結びにつづった言葉を繰り返しました。

「本当に、本当にありがとうございました」

コーヒーが1杯420円か。場所代や空間代ですね。
スーパーで320グラム入りのレギュラーコーヒーが398円で買えますからね。これから今野夫妻は、ゆっくりと旅行に行って、楽しまれるといいですね。お城とかお寺巡りも楽しいことでしょう。
まずは京都ですかね。
私は、清水寺とか下加茂神社が好きですわ。
なんか、落ち着いた空間でコーヒーをゆっくり飲みたい気分になりましたが、カフェポトロさんはすでに閉店してしまいました。

時代は変わっていくものですね。





愛されていたカフェポトロさん
閉店って、寂しいね。でも80歳までって、本当にすごいね。


ボルシチ、食べたいです。

マスターの心遣いが、美味しさを高めるんですよね。

大人の空間ってやつですな。

ファンが多い店だったのですね。